不動産を売却しようとしている方におすすめだという「イエウール」。
一体どんなサービスを行っている会社なのでしょうか?
不動産は高額の取引になるので、信頼できる業者でないと不安ですよね。
そこで今回は、今話題の「イエウール」の特徴や口コミ、サービスなどを徹底的に調査してみました!
これから不動産を売却しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
流し読み
そもそもイエウールって?
単刀直入に説明すると、イエウールとは不動産一括査定サイトのことです。
売却したい物件をイエウールに査定しもらうことで、どこの会社が一番高く買い取ってくれるのかを調べることができるというわけです。
不動産の売却値は不動産会社によって金額が異なるので、査定を一社に絞るのは危険。損をしないためには、複数の会社に査定してもらうのが一番です。
しかし、複数の業者ごとにそれぞれ査定をしてもらうのは、手間も時間もかかるうえ、査定料がかかってしまう場合も…。
そんな時おすすめなのが、イエウールなのです。
提携会社は全国1600社以上もあり、その中から条件に合った優良企業最大6社の中で、一括査定が行えるという便利なサービスで、一社ごとに査定をお願いする手間もかからないうえ、優良企業のみなので、信頼できる業者さんの中から査定が受けられるというメリットがあります。
さらに、査定をしたからと言って必ず売却しなければいけない!というわけではないのでご安心を。今の売却額を調べるだけという利用方法もアリなのです。
売りたい物件の現在の売却相場を知ることができるので、売り時がいつなのかを見極める材料にもなりますよ!
イエウールの運営会社
イエウールって怪しい会社じゃないの?
と心配にならないように、イエウールの運営会社はどこなのか詳しく調べてみました!
イエウールは、株式会社Speeeという会社が運営しています。
Speeeというのは、
「一歩先のサービスへの挑戦」
「グローバルカンパニーへの成長」
という意味が込められています。
会社概要を以下にまとめています!
■会社名:株式会社Speee(Speee,Inc.)
■設立:2007年11月29日
■代表取締役:大塚 英樹
■事業内容:WEBマーケティング事業、インターネットメディア事業
■資本金:13,015,000円
■所在地:東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル5階
東京都港区六本木2-4-5 興和六本木ビル2階
気になるのは、事業内容が不動産事業ではなく、WEBマーケティングやインターネット関連のお仕事という点です。2007年に設立した当初は、このようなネット関連の事業を中心に行っていた企業のようですが、現在ではスマートフォンアプリの開発や、不動産、美容関連の事業も幅広く行っています。
WEB関係のお仕事から、現在多岐にわたって事業を拡大している株式会社Speee。
競争が激しいインターネットの世界で、ここまでイエウールが人気なのは、やはりどの事業においても良いサービスを提供しているからなのでしょう。
イエウールの特徴
不動産を売却する際、少しでも高く売りたいものですよね。
しかし、不動産と一口に言っても、種類や得意とするジャンルは業者ごとにそれぞれ違います。高く売却するためには、売却実績が豊富で、地域の特徴などを熟知している業者に査定してもらうのがおすすめです。
イエウールでは、高い査定額を提示できる業者を見つけやすいように、条件に合った優良企業をピックアップし、最大6社の中から見積もり査定を受けることができます。
所在地や物件の種類、築年数など、情報を入力するだけで、簡単に査定結果を知ることができるから、ひとつひとつ業者を周って査定を依頼する手間もかかりません。
不動産業者は本当に色んな会社が存在しているので、一体どの企業が良いのか、判断しきれないと思います。そんな時イエウールを利用することで、簡単一括で、複数業者の査定が行えるというのは、画期的なサービスではないでしょうか?
それでは、イエウールの特徴を順番に見ていきましょう!
優良企業の中から査定してもらえる
不動産一括サイトを利用する際にネックとなるのは、査定を依頼した後、会社からの営業メールや電話がしつこいという点です。
確かに、不動産の査定を依頼した後に、営業電話が頻繁にかかってきたり、自宅まで訪問されたりなど、迷惑を感じている利用者も少なくありません。
でも、イエウールならそのような心配をすることなく、安心して利用ができる体制が整っています。というのも、イエウールでは、利用者からのクレームが多い業者との契約は打ち切っているので、必然的に優良な企業のみが残る仕組みになっているからです。
もちろん、全ての企業が営業してこないわけではありませんが、査定したすべての業者からしつこく連絡が来るという事態は避けられるといえます。
取り扱い企業は全国で1600社も!
イエウールが人気の理由として、提携企業が非常に多いということが挙げられます。
全国各地で1600社もの優良企業と提携しているため、不動産会社が少ない地方の利用者の方でも、おすすめの仲介業者を見つけることができる可能性が広がります。
都心部では、それほど苦労せずとも色んな業者で査定をお願いすることができますが、そもそも不動産会社が少ない地域の方であれば、仲介業者を探すことすら難しいことですよね。
イエウールでは、取引量が少ない地域であっても買い手を探し出せる不動産会社も多く提携しているので、なかなか買い手が見つからないという方にもおすすめです。
売れる不動産の種類も豊富
不動産を売却するといっても、その種類はさまざまです。
戸建て住宅やマンションなどの売却であれば、比較的どのサイトでも幅広く業者を探すことができますが、中には探すのが難しい不動産の種類もあります。
イエウールでは、以下の物件も取り扱い対象となっています。
- 一戸建て
- 一棟建てマンション、アパート、ビル
- 工場、倉庫
- 店舗、事務所
- 農地、畑、田んぼ
工場や倉庫、農地に至るまで取り扱っている業者は、かなり珍しいです。
しかも嬉しいのは、それぞれの物件の売却を得意とする不動産会社と提携しているので、高い価格での売却ができる業者を見つけることができることです。
例えば、田んぼを売りたいのに、一戸建て物件を強みとする業者だと、査定額に大きく差が出てしまうことも。でも、それぞれの会社がどの物件を得意としているかは、査定をしてみないとわからないですよね。
しかしイエウールの場合だと、査定依頼をする前に「何の物件を売りたいのか」をまず特定することから始まるので、最適な業者がリストアップされるようになっています。
査定料が無料&申し込みも簡単
イエウールを利用するのには手数料がかかるのでは…?
その答えは「NO」です。
イエウールは数ある企業の中から、不動産仲介業者を見つけ、一括査定できるサービスですが、手数料などはかからず、全て無料となっています!
さらに、査定には物件の所在地や種類、築年数などのさまざまな情報を入力する必要がありますが、その入力方法もとても簡単です。
わずか60秒で必要事項の入力が完了し、そのデータにより査定価格を算出してくれます。
一括サイトの中には、査定に至るまでの登録内容が多すぎることにより、面倒に感じてしまう方も少なくありません。
イエウールでは、利用料が無料なうえ、60秒という短時間で簡単に依頼することができるので、利用者にとってはかなり利用しやすいサービスであると言えますね。
イエウールを使うメリットは?
イエウールは、簡単かつ無料で、優良企業の中から物件査定が一括でできるサイトということがわかりましたね。
ということで、実際にイエウールを使うメリットにはどんなものがあるのか、以下にまとめてみました!
とにかく査定が簡単!
イエウールを利用するメリットのひとつは、とにかく査定が簡単だということ。
必要事項と物件情報を入力するだけで、約1分で申し込みができるという驚きの早さです。
不動産の一括査定サイトのデメリットとして「入力が面倒」という方が結構多いのですが、イエウールであればこの点はクリアしていますね。
しかも利用料が無料だなんて、利用してみる価値アリだと思います!
全国1600社もの優良企業の中から選べる
物件を売りに出すとき、複数の業者に1件ずつ査定に出すのは、さすがに手間も時間もかかりますし、効率的ではありません。
その点、イエウールであれば、ネット上で一括見積が可能。
1件ずつ不動産屋を回ることを考えると、ネットで一括見積もりが出せるなんてとても便利ですよね。
優良企業ばかりだから騙される心配は皆無!
悲しい話ではありますが、不動産売却には、悪徳業者に騙されてしまったり、必要以上に仲介手数料を取られたりという事件がちらほらと起きているのが事実です。
騙されて後悔しないためには、信頼できる仲介業者に依頼するのが一番です。
イエウールなら、悪徳業者とは提携していないうえ、利用者のクレームが多い業者とも契約を打ち切っています。
そのため。最初から優良企業のみに絞られている状態から、査定を受けることができるので安心です。
査定額が高い!
イエウールでは、査定見積もりを依頼する前に、売却する物件の情報を入力します。
これにより、全国1600社の中から、特に条件の良い6社をリストアップできる仕組みになっています。
大手企業や地元密着型などに関わらず、対象の物件の買取実績が豊富な会社を最大6社まで一括比較できるので、必然的に高い査定額が見込めるというわけです。
イエウールはこんな人におすすめ
不動産売却に役立つイエウールは、以下の人におすすめです!
- 少しでも高く不動産を売りたい人
- 忙しくて複数の不動産屋で査定ができない人
- 近くに信頼できる不動産屋が無い人
- 複数の会社で見積もりを出したい人
- 信頼できる不動産屋と取引したい人
- ネットが不慣れでも一括査定サイトを利用したい人
イエウールを利用するには?不動産売却が完了するまでの流れ
イエウールに査定を依頼する流れは、以下の通りです。
情報を登録する
イエウールを利用するためには、売却したい物件の情報と申し込み本人の情報を入力が必要です。
まずは所在地を選択して「査定スタート」ボタンをクリックしましょう。
次に、査定を依頼する物件の情報を、以下の項目で入力します。
- 物件の所在地(番地やマンション名など)
- 専有面積
- 間取り
- 築年数
- 物件の状況(居住中/空き家/賃貸中/その他)
- 物件の名義
物件情報の入力が終われば、続いては申込者本人の情報を入力します。
- 氏名
- 年齢
- 連絡先
- 査定依頼の理由
- 査定方法(訪問/机上)
入力が完了するまでにかかる時間は、わずか1分となっています。
依頼したい会社を選んで査定依頼
項目をすべて入力すると、条件に合った不動産会社が表示されます。
その中から依頼したい会社をチェックし、
- 査定依頼の要望や売却したい時期
- 連絡のとれる日時
などを入力すれば完了です。その後、各社から査定結果が届くという仕組みです。
媒介契約を結ぶ
査定内容や、不動産会社の対応などをみて、信頼のできる業者と媒介契約を結びます。
この際、以下の3つの媒介契約から契約を結ぶことになりますが、それぞれ特徴が異なりますので、注意が必要です。
専属専任媒介
他社へ重ねて仲介を依頼できないことと、自分が直接買い手を見つけて契約することもできません。契約の有効期間は3か月以内と宅建業法で定められています。
専任媒介契約
他社へ重ねて仲介を依頼できませんが、自分で探した買い手とは直接売買契約が可能。
こちらも契約の有効期間は3か月以内と宅建業法で定められています。
一般媒介契約
他社へ重ねて仲介を依頼することが可能。しかし、複数の業者に依頼する場合は通知しなければいけない業者もあるので注意が必要です。また、自分で買い手を探してきた場合にも自由に直接契約をすることが可能です。
媒介契約は、正式に売買の仲介を依頼するための重要な契約です。
自分が希望する仲介内容と、手数料などの認識の違いが生まれないように、自分の意思を不動産会社にしっかり伝えてから媒介契約を締結しましょう。
売買契約
納得のいく価格での買い手が見つかれば、成約となります。
不動産売買を行う際には、さまざまな契約書を書く必要がありますが、どれもかなり重要な事項になるので、流し読みはせず、しっかりすべての項目に目を通しましょう。
意味がわからない点や、おかしいな?と思う点がある場合は、不動産業者に問い合わせるか、専門機関に問い合わせてみるのをおすすめします。
申し込み時に気を付けるポイント
申し込み時に多くの人が迷う項目があるようなので、誤った情報を送ってしまわないように以下のポイントに気を付けてください。
登記を確認しておく
物件の査定を依頼する際、物件情報を入力する必要があります。
その際、延べ床面積と土地面積を入力する必要が出てくるのですが、ほとんどの方が知らないという方が多いのです。
延べ床面積と土地面積って、家を買う時や売るときによく聞くワードですよね。
これらの数字は、不動産を売却するときに重要な査定ポイントとなるので、あやふやにしていては危険。
物件の価値を決めるのは、土地の面積だけではなく、延べ床面積なども基準になってくるので、一括査定する際にも正しい面積を入力することが大切です。
延べ床面積
建物面積ともいわれ、建物各階の「床面積」をすべて足した数値のこと。
壁や柱の中心と基準として算出します。
土地面積
敷地面積ともいられ、真上から土地を見たときの投影面積を指します。そのため、土地が斜面にあるときに関しては、実際よりも土地面積が小さくなることもあります。
物件の登記簿には、延べ床面積や土地面積が記載されているので、査定を依頼する前にはあらかじめ登記を取っておくとスムーズです。
訪問査定と机上査定の選び方
一括査定を依頼する際、訪問査定と机上査定を選択する項目が出てきます。
その際、売却することが決定している人は「訪問査定」を、まだ未定段階で、査定だけお願いしたいという方は「机上査定」を依頼するのがおすすめです。
机上査定であれば、時間がかかる訪問査定よりも多くの業者に見てもらうことができるので、売りたい不動産に強い会社が見つけやすくなるかもしれません。
イエウールを利用した人の口コミは?
では続いて、実際にイエウールを使用した人の口コミを見ていきたいと思います!
イエウール良い口コミ
33歳 女性 千葉県 一軒家
親から譲り受けた家で家族4人、暮らしていました。
しかし、築30年を超え外壁・屋根・水回りなど徐々に不具合が増え始め、修繕費も馬鹿にならなくなっていました。
駅までは車が無いと不便な立地ですし、家族4人で住むには少し広すぎるくらいでしたので、駅に近いマンションに引っ越すことを決めました。
売却すること自体は決定していたのではじめから訪問査定に来てもらい、家を見に来たのは3社でどの会社も愛想良い印象でした。査定額はどの会社も似たり寄ったりでしたが、50万円程高く提示してくれたところに決めました。
39歳 男性 神奈川県 マンション
一括査定を利用するのは2社目です。
実は以前に、父親が自宅を売却する際に他社の一括査定を利用したのですが、申し込み直後から無数の会社から電話が鳴り、その後も「不動産投資の営業」「証券の営業」「新築マンションの営業」など様々な迷惑電話が続き、結果的に携帯電話番号を変えるなど大変な目に合いました。
そんな経験から今回は「情報管理の徹底」を明確に書いてあったイエウールに依頼。
実際に査定を行う会社からの連絡のみで、その後に不審な電話などは一切来ていません。
その点では非常に信頼できるサービスかと思います、私の経験がお役に立てばと思います。
47歳 男性 岐阜県 戸建て
似たような一括査定サイトが多かったのですが、実績と運営歴からイエウールを選択しました。
他を利用していないので適正な比較かはわかりませんが、スピード感・各不動産会社の対応共に不満はありませんでした。以前引っ越しの見積比較サイトを使ったときは散々な目にあったので、それと比べても満足な対応と言えます。
もともとの期待値が低かったこともありとても好印象です。
イエウール悪い口コミ
50歳 女性 大阪府 マンション
申し込みはとても簡単で好印象だったけど、不動産会社からしつこく電話営業をされた。6社の不動産に一括査定をした結果、6社全ての不動産会社から電話がかかってきたため、対応に追われ大変なことに。本気で売却を検討している人以外は、査定依頼するべきではないと思った。
40歳 男性 滋賀県 戸建て
申し込んで10分経ったかどうかというタイミングで、突然、不動産会社から電話が来てビックリしました。6社の査定をお願いしたので、慌てて対応することになってしまいました。しかし、不動産会社は、どこも親切で、紳士的な対応してくださったのですが、逆にどこに媒介をお願いして良いのか迷いました。満足する価格で売ることができたので良かったですが、もっとベテランの不動産屋もいたのでは?と思う気持ちもあります。
口コミまとめ
イエウールは、比較的良い口コミが多く、スムーズに取引ができたという意見が多いようです。
さらに、複数の不動産会社と査定価格を比較できるため、500万円の差が生まれたという例もありました。
しかし、申し込み直後の電話連絡や、営業の電話などに戸惑われる方も少なくないようです。こういった電話連絡を避けるためには、査定を依頼する際のコメント欄に、「電話連絡お断り、メール連絡のみでお願いします」と記載しておくと良いでしょう。
口コミで意見多かった物を抜まとめると、
- 一番高く売れる業者に売ることができた
- 一括査定することで、対応の違いを比較することができた
- 無料で出来たのが便利
- 大手だけでなく町の不動産会社も提携しているから、幅広い視点で選別できた
- すぐに電話がかかってきて対応に追われた
- 依頼した不動産会社からの営業の電話がしつこい
という結果になりました。
ユーザー側としてはメリットとなる条件が多いのは確かですが、してほしくないことに関しては、申し込み段階で不動産会社に伝えておくのがベストです。
他の不動産一括査定サイトとは何が違うのか?
イエウール以外にも、不動産を一括査定できるサイトがあります。
イエウールができる前に登場していた「イエイ」と、誰もが知っているNTTが提供している不動産サービス「HOME4U」です。
そこで、イエウールとその他2社にどのような違いがあるのか、それぞれの特徴を見て行きましょう!
イエイの特徴
イエイは、イエウールが参入するまで提携企業数がトップでもあった会社です。
提携企業は全国で約1,000社となっており、一括で査定できる最大の業者は6社です。
利用方法もイエウールといているので、申し込み方法や利用の流れはとても簡単なのが特徴。さらに、万が一不動産からしつこい勧誘を受けた時には「断り代行」を行ってくれます。
さらに、24時間メールで相談可能なのも嬉しいポイントですね。
HOME4Uの特徴
提携企業は全国約500社と、イエウールやイエイほどには及びませんが、査定業としては2001年からの実績があることに加えて、NTTという企業への信頼度も高いことが強みでもあります。
さらに、HOME4Uで査定を利用した人だけが利用できるメルマガサービスや、内装をモデルルームのように演出してくれるサービスなどがあります(有料)。
他社との比較で分かったこと
イエウールが何より魅力的なのは、イエイやHOME4Uに比べて提携企業数が一番多いということ。
単に数が多いだけではなく、紹介する不動産会社の企業情報、評判も開示しているので、優良企業のみが厳選されています。
一方、イエイやHOME4Uでは、イエウールにない魅力的なサービスも行っています。
それぞれの特徴を簡潔にまとめると、
- イエイ:「断り代行」を行ってくれる
- HOME4U:提携企業数が少なくとも信頼性とユニークなサービスが売り
それぞれ決して悪くはないサイトであることは分かりました。
サイトによって強みとするサービスが違うので、「自分がどのようにして売りたいか」「どんなサービスがあれば嬉しいか」を優先的に考えましょう。
不動産の売買は、仲介業者の選択を誤ると思わぬ失敗をしてしまう可能性がありますので、慎重に選びたいものです。
イエウールの強みは提携企業の多さ!
イエウールでは、何より提携企業数が多いことが最大の魅力と言えます。
イエイやHOME4Uに比べて、イエウールは一番提携企業数が多いサイトです。
それだけ多くの企業と金額やサービスを一括比較できるので、イエイやHOME4Uでは見つからなかった優良企業とも出会う確率がアップするということです。
イエウールの提携企業が約1,600社なのに対し、
その他の主な一括査定サイトの提携企業数を見てみると、
- イエイ:約1,000社
- HOME4U:約500社
- スマイスター:約900社
- オウチーノ:約500社
これを見ると、イエウールが圧倒的に多いのが分かります。
不動産会社が多いことによるメリット
では、イエウールの提携企業数が一番多いことは、利用者にとってどんなメリットがあるのでしょか?
それは、以下のような3つが挙げられます。
- 売りたい物件に強い不動産会社が見つけられやすい
- 田舎でも不動産会社を見つけられやすい
- 一番高く売れる可能性が高い
となります。
なぜかというと、イエウールは提携企業数が業界トップになるので、自分の売りたい物件にマッチングする不動産が見つかる可能性が高いのです。
さらに、不動産会社の数が多いことにより、そもそも不動産屋さんが少ない地方の地域でも、複数の業者で査定を行うことができます。
売りたい物件に特化した不動産会社を見つけることで、必然的に一番高く売れる可能性がアップするということです。
提携企業数が多いことによるデメリットはある?
結論からお伝えすると、全ての企業にデメリットが無いわけではありません。
提携企業数が多いことで、それほど優良ではない不動産会社が存在する可能性が、他のサイトに比べて高いと考えられます。
また、イエウールでは、電話でお問合せができるサポート体制が十分でないこともデメリットとして挙げられます。利用者は多いのに、電話でお問い合わせができない点は、少し残念なところですね。
ただ、現在は不動産売買の決まりや法律も厳しくなっているので、悪徳な会社は減ってきています。
しかも、複数の不動産会社で査定をお願いすることにより、「ここの会社は怪しいな」と分かることもあるので、一社に絞らずに、必ず複数の会社で見積もりをしてもらうようにしましょう。
イエウールは怪しい?なぜ無料で利用できるのか
ここまで、イエウールの魅力や特徴などを解説してきましたが、中には「そんな便利なサービス、無料なんて怪しい!」と思う人もいるかと思います。
確かに、これだけ多くの不動産会社から一括で査定できる便利なサービスなのに、無料なんて逆に怪しく感じてしまいますよね。
でも、イエウールは本当に無料です。
サイトから営業電話が来ることもないので安心してください。
では、なぜ無料で利用ができるのかというと、「不動産会社がイエウールに紹介料や手数料を支払っている」から。
不動産会社側から見ても、独自で広告を出稿し、集客をするのにはかなりコストがかかってしまいますが、イエウールを利用することでコストを削減できる分、イエウール利用者には高い査定額を出しやすいのです。
なぜ不動産会社によって査定額が違うのか?
同じ物件なのに、仲介する不動産会社によってなぜ査定額が異なるの?と疑問に思いませんか?
それは、不動産会社によって「買い手が見つかるツテを持っているか」が異なるからです。
例えば、売却する物件をすぐに売れるツテがある不動産会社の場合、すぐに売れることが予測できるから、高い査定額が提示しやすくなります。
一方で、売却する物件がすぐに売れるツテがない場合、買い手を探し、手間がかかってしまうので、手数料や手間賃などを差し引いて、低めの査定額を提示する傾向にあるからです。
物件によっては500万円以上の差額が出る場合もありますので、損をしないためにも、一括査定で価格を比較することはとても重要です。
机上査定と訪問査定の違いは何?
イエウールでは、査定方法を「机上査定」「訪問査定」の2種類から選ぶことができます。
「訪問査定」とは、従来の査定方法のこと。
実際に不動産会社が売りたい物件の状況を直接見に来る方法です。不動産会社と訪問日時を合わせ、査定結果を知るまでに多少時間がかかってしまいますが、どれだけ詳細な査定を行えるという特徴があります。
一方、「机上査定」では、不動産会社が直接物件を見に来ることなく、サイトに入力した情報から価格を算出する査定方法です。
自宅にいながら簡単に申し込みができるのと、早ければ当日に査定結果を知ることができる不動産会社もあるので、訪問より手軽に利用ができるというメリットがあります。
とりあえず査定だけしたいという人や、まだ不動産会社とやり取りせず査定結果を比較したいという人に、非常に便利な査定方法と言えますね。
不動産売却のコツ
物件を売却する際、不動産会社に売買の仲介をお願いするのが一般的です。
これまでお話してきたように、ここで不動産選びを間違えてしまわないことが一番重要なことです。
自分の不動産が、いかに早く高く売れるのかという不動産売却の成否は、この不動産選びにかかっているといっても過言ではないでしょう。
イエウールのような、一括査定サイトを利用するのも方法のひとつですが、数ある不動産会社の中から優良企業を6つピックアップしてくれるので、そのあと自分自身で、本当に信頼できる不動産業者を選ぶ必要が出てきます。
少しでも有利に売却するためには、不動産会社を正しく選別することが重要です。
一括査定の際にチェックするべきこと
自分の不動産がいくらで売れるのかを判断するのには、イエウールのような一括査定サイトを利用するのがおすすめ。
そこで気になる不動産会社はある程度絞られると思います。
その中から、本命の不動産会社を選ぶためには、
- 査定額の内訳、根拠を聞く
- 売り文句には気を付ける
- 営業担当者の契約実績を聞く
- 得意エリアや得意物件を聞く
- 不動産売却に関する税金や法律などの質問をしてみる
このように、査定額だけを聞くのでははく、直接担当者と話をする方が安心です。売却実績が豊富な会社や営業マンであれば、しっかり丁寧に説明してくれるはずです。
不動産会社の得意分野を把握する
同じ宅地建物取引業の免許を受けている業者であっても、得意不得意があります。
不動産会社を業務ごとに分類してみると、
- 分譲業者:マンション土地開発業者、建築業者など
- 買取再販業者:新築の売れ残り物件や、中古物件の再販、競売物件の買取再販など
- 媒介業者:売買物件の媒介、投資用不動産の媒介、事業用物件の媒介など
- その他:企画開発業、不動産投資、テナントビルなどの運営等
住居用のマンションや戸建てを売りたい場合は、媒介業者にお願いするのが最適です。
マンションや戸建てなどでも得意分野が分かれていることもあるので、事前に不動産会社に業務実績を聞いておきましょう。
引越しや買い替えによるマイホーム売却なら
引越しや買い替えが目的で、すでに購入したい不動産が決まっている場合は、その販売元の不動産会社に依頼するのも方法のひとつ。
売りたい物件が売れないことには、新たな物件が契約できないので、不動産会社にとっても精力的な活動をしてくれるでしょう。
また、購入代金の支払いや売却代金の受け取り時期などを調整してもらえる場合もあり、スムーズに取引がしやすいです。
免許番号・行政処分歴がないか確認
不動産の媒介契約をするには、そもそも「宅地建物取引業」の免許が必要です。
それぞれの不動産会社には免許番号が割り当てられているので、必ずこの免許番号を確認しておきましょう。
さらに、免許を交付した行政庁に行けば、宅地建物取引者名簿を無料で閲覧することもできるので、過去の実績や行政処分歴がないかなどをあらかじめ調べることができます。
信頼できる不動産会社で取引するためには、まず基本となる免許番号や行政処分歴を調べておいて損はないかと思います。
大事な不動産売却で騙されないためにも、自分の身は自分で守ることが大切です。
複数の優良企業を一括検索できる便利なイエウールを活用して、本当に安心して売却ができる不動産会社を見つけてくださいね。